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【295】すべての教育は「洗脳」である

 

【17/09/12】

意外なのか当然なのか、堀江のご著作はこれが始めてである。「たかふみちゃん、ボクがパパでちゅよ~」ってのから「洗脳」なのかと反感をもってページを繰った。その「洗脳」とは、学校と企業とを支配しているマインドのことであると理解できたが、このタイトルは扇情的に過ぎる。私もある意味、にわか学校廃止論者である。「公」教育は使命を終えつつある。堀江もその辺りを喝破して、もっと自由な学び方、働き方、生き方を提唱している。その意味では、この本は「堀江版・幸福論」であるかもしれない。