読書ろぐ

読書メーターの過去ログデータベース

著名・サ行

【295】すべての教育は「洗脳」である

すべての教育は「洗脳」である~21世紀の脱・学校論~ (光文社新書) 作者:堀江 貴文 光文社 Amazon 【17/09/12】 意外なのか当然なのか、堀江のご著作はこれが始めてである。「たかふみちゃん、ボクがパパでちゅよ~」ってのから「洗脳」なのかと反感をもっ…

【294】宗教ってなんだろう?

宗教ってなんだろう? (中学生の質問箱) 作者:島薗 進 平凡社 Amazon 【17/09/11】 島薗先生が、容赦なく全力を尽くされている印象を受けた。ある教団の落ちこぼれ会員としては、「宗教(性)」のこれからということには関心がある。前半は、宗教の起源につ…

【290】「知的野蛮人」になるための本棚

「知的野蛮人」になるための本棚 (PHP文庫) 作者:佐藤 優 PHP研究所 Amazon 【17/08/30】ざっと流して終了扱い。57テーマ、各2冊ずつを紹介。読みたい、読まなきゃならんだろうなというものがあまり重ならなかった。米原万里さんの『打ちのめされるようなす…

「処方せん」的読書術

【274】「処方せん」的読書術 「処方せん」的読書術 心を強くする読み方、選び方、使い方 (角川oneテーマ21) 作者:奥野 宣之 KADOKAWA Amazon 【17/07/13】下読みを2~3度して、読了扱いとした。飛ばし読み。「心・メンタル」をメンテナンスし、強くするため…

18歳からの民主主義

【270】18歳からの民主主義 18歳からの民主主義 (岩波新書) 作者:岩波新書編集部 岩波書店 Amazon 【17/07/09】35人(4人目で挫折)の「ご立派」な方々が、「民主主義」が機能修復すれば万事OK!ということをおっしゃっているような気がします。私たちがしな…

残念な政治家を選ばない技術

【269】残念な政治家を選ばない技術 残念な政治家を選ばない技術~「選挙リテラシー」入門~ (光文社新書) 作者:松田 馨 光文社 Amazon 【17/07/08】表題から期待された、「残念な政治家」とはそもそもどんな存在であるかが明示されていなかったように思われ…

「正義」がゆがめられる時代

【265】「正義」がゆがめられる時代 「正義」がゆがめられる時代 NHK出版新書 作者:片田 珠美 NHK出版 Amazon 【17/07/01】自らの掲げる「正義」の名の下に、他人に対する「過罰傾向(これは私の造語と思う)」が蔓延している現状を憂い、様々な傍証を用…

世界史読書案内

【261】世界史読書案内 世界史読書案内 (岩波ジュニア新書) 作者:津野田 興一 岩波書店 Amazon 【17/06/25】駆け足で数回転。様々な時代と地域を扱った書物を、90冊+α(計100冊を超えるだろう)紹介してくれている。手元に置いておき、知りたくなったところ…

社会学的想像力

【242】社会学的想像力 社会学的想像力 (ちくま学芸文庫) 作者:С・ライト・ミルズ 筑摩書房 Amazon 【17/05/08】1959年原著刊。過度の普遍性を目指す「グランドセオリー」、微細な調査データの積み重ねを強調する「抽象化された経験主義」のいずれもが、「自…

佐藤優の「公明党」論

【232】佐藤優の「公明党」論 佐藤優の「公明党」論 作者:佐藤優 第三文明社 Amazon 【17/04/10】2014年に公刊された公明党の『50年史』を読み解くことで、党の軌跡を追う形を取っている。佐藤氏が「特筆すべきこと」として挙げているのは、公明党は当時の創…

すべての疲労は脳が原因

【224】すべての疲労は脳が原因 すべての疲労は脳が原因 (集英社新書) 作者:梶本修身 集英社 Amazon 【17/03/28】「疲労」とは、その部位の筋肉の疲れということではなくて、それらを司る「自律神経系」の疲労であるというのに目うろこ。穏やかに眠りにつき…

自分はバカかもしれないと思ったときに読む本

【222】自分はバカかもしれないと思ったときに読む本 自分はバカかもしれないと思ったときに読む本 (河出文庫) 作者:竹内 薫 河出書房新社 Amazon 【17/03/21】「お前はバカだ」という評価を強要してくる現代社会をスマートに泳ぐための本。ただ、私の年齢で…

思考の整理学

【219】思考の整理学 思考の整理学 (ちくま文庫) 作者:外山滋比古 筑摩書房 Amazon 【17/03/04】「グライダーしか操縦できないパイロットを養成」あたりで、もう拒絶反応。お酒を召し上がる方らしく、その例えが頻出していましたが、私には何が何やら。 * …

社会学講義

【218】社会学講義 社会学講義 (ちくま新書) 作者:橋爪 大三郎,大澤 真幸,若林 幹夫,吉見 俊哉,野田 潤,佐藤 郁哉 筑摩書房 Amazon 【17/02/28】「大澤理論社会学」概論なら、これでもいいんですけどねえ。。。 * * * これ、「読了」扱いにしていいものや…

小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける

【217】小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける 小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身につける―これだけは知っておきたい70のポイント 作者:佐藤 優,井戸 まさえ 東洋経済新報社 Amazon 【17/02/22】「小学社会」で、…

受験国語が君を救う!

【214】受験国語が君を救う! 受験国語が君を救う! (14歳の世渡り術) 作者:石原 千秋 河出書房新社 Amazon 【17/02/15】図書館本。タイトルから想像した、「受験国語は、人生の礎となる」的なのとは、やや違っていた。評論は、近代について批判的なパラダイ…

ソクラテスの弁明

【213】ソクラテスの弁明 ソクラテスの弁明 (光文社古典新訳文庫) 作者:プラトン 光文社 Amazon 【17/02/13】記載なし。 * * * え? これも??

人生の教養が身につく名言集

【210】人生の教養が身につく名言集 人生の教養が身につく名言集―――「図太く」「賢く」「面白く」 (三笠書房 電子書籍) 作者:出口 治明 三笠書房 Amazon 【17/02/01】買って読むほどでもなかったかもw * * * 一時期、出口さんを否定してかかっていた感じ…

新・リーダー論

【208】新・リーダー論 新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス (文春新書) 作者:池上彰,佐藤優 文藝春秋 Amazon 【16/12/17】サルコジやトランプ、プーチンなどを考察。いつもながらの博識ぶりに舌をまくが、心に残るかと言えばそうでもない。情報の…

人生を面白くする 本物の教養

【195】人生を面白くする 本物の教養 人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書) 作者:出口治明 幻冬舎 Amazon 【16/10/14】大きな転換期を迎えていながら、国際的に見ても、日本のリーダーたちは勉強せず、教養もないつまらない人間であるとの危機感を著者…

18歳からの格差論

【191】18歳からの格差論 18歳からの格差論 作者:井手 英策 東洋経済新報社 Amazon 【16/10/10】ザッと流し読みして読了扱い。ただし、これも機会があれば買って精読したいと思う。井手さんの著作を何点か図書館に予約してみた。人間と、人間の成長を信頼し…

幸せについて

【2248】幸せについて 幸せについて 作者:谷川俊太郎 ナナロク社 Amazon 詩ともエッセイともつかない、不思議な書き下ろし散文集。するすると読めてしまったので、うまく自分の中でフックできないまま読み終えてしまった。図書館本。 * * *

世界を変えた10冊の本

【185】世界を変えた10冊の本 世界を変えた10冊の本 作者:池上 彰 文藝春秋 Amazon 【16/09/23】 女性誌『CREA』に連載されたものを基にして刊行。単行書は2011年、文庫は2014年刊。「10冊」とは、 ①アンネの日記(アンネ・フランク) ②聖書 ③コーラン ④プロ…

辞書を編む

【183】辞書を編む 辞書を編む (光文社新書) 作者:飯間 浩明 光文社 Amazon 【16/09/20】『三省堂国語辞典(以下、「三国」)第7版』に先がけて刊行された、「三国」誕生秘話。著者の「ことば愛」が炸裂する。「三国」の基本方針は、「いま、現に使われてい…

15歳の日本語上達法

【179】15歳の日本語上達法 15歳の寺子屋 15歳の日本語上達法 作者:金田一 秀穂 講談社 Amazon 【16/09/08】外国語や古典にアタックして、現在を相対化することと、ホンモノを知ること、それとわかる力を身につけること。正確に、わかりやすく表現(書く)訓…

社会学を学ぶ

【178】社会学を学ぶ 社会学を学ぶ (ちくま新書) 作者:内田隆三 筑摩書房 Amazon 【16/09/07】デュルケームからパーソンズ、ルーマンに至る流れや、マルクスの物象化論、レヴィ・ストロースの構造主義、フーコーの知の考古学、柳田国男の習俗論、ベンヤミン…

そうだったのか!現代史

【163】そうだったのか!現代史 そうだったのか! 現代史 (集英社文庫) 作者:池上 彰 集英社 Amazon 【16/07/19】2000年に刊行されたものを、2007年に文庫化。2段組、400頁のボリューム。第二次大戦後の、イスラエル建国(1948)や冷戦の始まり(1946、「鉄の…

サバイバル宗教論

【162】サバイバル宗教論 サバイバル宗教論 作者:佐藤 優 文藝春秋 Amazon 【16/07/17】この本は、2012年2-7月にかけて、主として臨済宗の僧侶を対象とした講演を基に構成されている。いつもながら、何でこんなこと知っているんだというほどの該博な知識に圧…

正義について考えよう

【157】正義について考えよう 正義について考えよう (扶桑社新書) 作者:猪瀬 直樹,東 浩紀 扶桑社 Amazon 【16/07/09】図書館本をサクサク読んだ。ゲンロンカフェでの2回の対談に、新たに1回の対談を加える。正義が失われ、誰もが責任を回避している中で決定…

幸せになる勇気

【155】幸せになる勇気 幸せになる勇気 作者:岸見 一郎,古賀 史健 ダイヤモンド社 Amazon 【16/07/06】前作『嫌われる勇気』から3年。哲人との「対話」を終えた青年は、教育の現場で煩悶していた。彼は哲人の部屋を訪ね、再びの対話が始まる。そこで話し合わ…