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近代天皇論

【239】近代天皇論

 

 

【17/04/28】「尊皇」「攘夷」の昔から、先の「お言葉」までを概観。主張は島薗氏の「時代はついに来るところまできた。象徴か、神聖か、近代か、反近代か、国民の天皇か天皇の国民か。明治憲法のほうに戻ってゆくのか。戦後民主主義的天皇像を徹底するのか。相対するヴィジョンの正面衝突がまき起こす「最後の聖戦」の幕はすでに切って落とされているのです」という最後の発言に要約されていると思う。

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まさか「読了」扱いになっているとは! 確かに傍線が引かれてはいるが、全く覚えがない。